失われる好奇心を取り戻す
小さな子どもは好奇心いっぱい。
見るもの、聞くこと、すべてに興味を持つね。
大人になって、失われるともったいない。
言葉一つにしても、子どもの語彙は少ないから、初めて見るものを、自分が知っているわずかな言葉で表現する。
それは大人から見ると面白い表現に思える。
息子が小さな時、車についているワイパーの名前を知らなかった。
すると彼は、その動きを表現した言葉を名前にした。
「シェネシェネ」
言われると、なるほどを思える言葉。
童話講座を受けたとき、言葉のイメージを広げる課程があった。
例えば、「赤いもの」。
りんご、ポスト、風船、さくらんぼ、口紅。。。。。
これは赤だけのものを並べる。
りんご、ジュース、ジャム、パン、サンドイッチ、ピクニック、晴れ、雲、風船、鳥、卵、おでん、竹ぐし、。。。。
これは、まったく違った広げ方で、連想できるものをつなげていく。
このような訓練をして、面白い表現の言葉を身につけていく。
私は、「アマガエル」を「濡れた大福餅」と書いたことがありますよ。
手に乗せた感触が似ていたから。
言葉一つとっても、好奇心を取り戻すことができるんですよね。
楽しい生活になります。