hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

十四日目 ベンジャミン・ディズレーリ

 十四日目 ベンジャミン・ディズレーリ


    心の中で
   素晴らしい考えを
   育てるのだ。
   なぜなら、
   自分が考えている以上に
   素晴らしい人間には
   なれないのだから。

 

  例えば、ナミビアの砂漠で見ることができる、
  朝の数分間の写真のような景色。

 

  その絵を描いてと言われたら、
  私には描くことができない。

  見たことがないから。

 

  マヤの王様が着ている服を描いてと言われても同じ。

 

  人は、見たこと、触れたことのないものを
  描くことができないように、
  なりたい自分を心に描いてないなら、
  そのような理想の人間にはなれない。

 

  その時に心に描いた不完全な目標のままで成長は止まるのです。

 

  尊敬できる人、理想の人を見つけることは、
  宝物を手にしたように素晴らしいことなんです。

 

  でも、尊敬できる人って、どんな人だろう?
  自分が考える理想の人って?

 

  出会いが少ないと探せないね。
  そんな時は本を読むといいよ。

 

  同じ人物についての本であっても、著者の見方が入っているから、
  取り上げている内容も違っている。

 

  去年話題になったスーパーボランティア。
  身近にもいるんじゃないかな。

 

  年末になると、必ず現れる、名前を言わないサンタ。
  福祉施設にプレゼントを届ける。

 

  一番身近な存在は、素晴らしいところが見えにくい。
  それは、大きな樹に顔をくっつけているようなもの。
  樹の幹しか見えなくて、
  たくさんの枝や葉が見えない。
  どれほど大きく、
  夏には日陰を作り、
  鳥に住処を提供し、
  獣たちに実を落とす樹の姿が見えてない。

 

  家族の中にも、いるんじゃない?

 

  まずは、自分がなりたい姿を描き、
  身近な人や本から、いろんな人の生き方を知る。
  大切だね。