二十六日目 マーティン・ルーサー・キング

　二十六日目　マーティン・ルーサー・キング

　　　心の中に
　　　夢をしまっておく場所をあけておけ

　　心のゆとり、気をつけていないと、
　　何かほかのものに居座られてしまいそうな現代。

　　便利な家電がないと生活できないように思えて・・・
　　新しい機種が出るごとに、買い替えて・・・

　　でも、災害があったりして、
　　それが使えなくなった時、わかることもあるよ。

　　なくてもどうにかなるって。

　　なぜこんな話をするかというと、
　　いろんな物を買うために、お金を稼がねばならない。
　　すると、それだけ仕事に拘束される。

　　自由な時間と心にゆとりがなくなる。

　　一番想像しやすいことと言えば、クレジットカードだよね。
　　買い物をたくさんしてしまって、困った経験をした人もいるでしょ。

　　よく考えてみたら、必要でもない物ばかりだったとか。
　　でも支払いはしないといけない。

　　テレビはどう？
　　本当に見たい番組がないのに、
　　テレビの前に指定席がある？

　　連続ドラマって、一度見ると、そのシリーズが終わるまで、
　　毎回見ることを考えてみるべきですよ。
　　どれだけの時間になるんだろう？

　　あなたが、ゆっくりと空をながめ、
　　風に吹かれたのはいつですか？

　　花の匂いをかいで、ミツバチを見つけたのはいつですか？

　　寒い朝、朝陽にキラキラ輝く霜柱を見つけたのは？

　　毎朝、誰かに「おはよう」って笑顔であいさつしてる？

　　いつも、夢を入れておく場所、空けておきましょうね。

　　私も、そして、あなたも。

　　夢は、落ち込んだ気分のときの、ブイになる。
　　海に浮かぶブイのようになる。
　　それは、私たちが、沈んだ気持ちに流されないようにしてくれる。

　　今日ものぞいてくれてありがとう。