hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

九十日目  アラン  楽しく過ごす習慣

 九十日目  アラン

 

   習慣はわれわれの偶像であって、
   われわれが服従するから強いのである。


  一度習慣にしてしまうと、勉強も読書も
  楽に続けられる。
  テレビを見る習慣は努力なしで身に着くけれど、
  その習慣を壊すには、かなりの努力が必要になってしまう。
  奪われる時間と新たに作ろうとする習慣の価値を比べて欲しい。
  そこには自分の感情をコントロールすることが求められる。

 


   悲観主義は感情で、
   楽観主義は意志の力による。


  感情をコントロールなんて、難しく聞こえるけど、
  普段から、少し冷めた目で自分を見る、
  これならできそうですよ。
  そこに、自分が何を感じているかを見極めるんです。

  感情に流されるから、悲観的になってしまうけど、
  意志の力で、問題点や解決方法を考える。


   いちばん賢い人がいちばん自分にだまされやすい。
   自らの達者な弁舌には筋が通っているし、
   分別あるものに思えるからである。


  自分が周りより少し賢かったりすると、
  自分の弱さが見つけにくい。
  自分の隠れた気持ちさえわからなくて、
  憂鬱になって、初めて気がつくこともある。
  憂鬱の原因が何かさえ、そこから離れて初めてわかる。
  
  自分の弱さを認め、それにあった生き方をするようにしたいね。

 


   あきらめは盲目的な確信、
   そして固い信念につながり、
   そうして柔軟さをいっさいはねつけてしまう。

 


  悲観的になることが習慣となり、
  自分はこういう性格なのだと決めつけていませんか。
  心が固くなってしまってますよ。

  心を柔らかくなんて言ってもわかりにくいかもしれない。
  何も求めず、そのまますべてを受け入れること、
  認めることです。

  弱い自分、ダメな自分を許すと、
  周りのことも許せるようになります。

  自分が持っている基準は、
  自分が作り上げたものさし。
  そう、勝手に作り上げたもの。

  社会の常識も同じ。
  人が作り上げたもの。
  
  だから合わないことも多い。
  人はそれぞれに良心というものがあるから、
  それに従えばいいし、
  両親を鋭敏にしておくようにすればよいこと。

  楽に生きていこうよ。