hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

百二日目  サン=テグジュペリ   大切なことは目に見えない

 百二日目  サン=テグジュペリ


    きみは ごちゃ混ぜにしている
    ・・・大事なこともそうでないことも、
    いっしょくたにしている!


  情報が溢れかえる現代社会。
  いつのまにか、その情報に振りまわれてしまいそう。
  不安ばかりを煽るような話、
  便利な道具がなければ生きてゆけない錯覚、
  名ばかりの学歴主義者。


    ものごとはね、
   心で見なくては よく見えない。
   いちばん たいせつなことは、
   目に見えない。

 

  若い女の子たちが、顔を黒く塗りたくっていたのは一昔前。
  みんなと同じでないと不安?
  みんなと違って何が悪い?
  仲間に入ることに何の価値があるんだろうね。
  そこにお互いを築き上げる会話が存在するなら、
  自分が成長できるのなら価値はある。

 

    あんたが、
   あんたのバラの花を

          とてもたいせつに思っているのはね、
   そのバラの花のために、
   ひまつぶししたからだよ。


  ただ長い時間を共に過ごしただけで、
  親友と言えるだろうか?
  中身のない風船は何も生み出さないじゃないか。
  いくら風船を温めても雛は生まれない。


     歩みだけが重要である。
   歩みこそ、持続するものであって、
   目的地ではないからである。


  人間は歩みを止めてはいけない。
  前進しなければ、残るは後退あるのみ。
  時代を遡り、「昔は良かった」が生まれる。


    征服とは、
   おまえの内部に、
   おまえを通して、
   おまえ自身を築きあげることである。

 
  ただ漠然と生きるのではなく、
  自分の成長を見つめ続ける。
  そんな人生でありたいね。

 

    砂漠が美しいのは、
   どこかに井戸をかくしているからだよ・・・。


  知っているのうで、わかっているようで、
  自分の心の未知なる部分は広い。
  いつの時にも新たな可能性が、
  ワクワクする発見が人生の醍醐味。