hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

一日目 ココ・シャネル

  人は言葉によって生きる。

  私はこの言葉が好き。

  日々、生きていく中で、いろんな出来事、気持ちに出会う。

  楽しいときもあれば、悲しい、苦しいこともある。

  嫌なことを長く引きづりたくないよ。

  だって暗い顔してたら、人が離れていっちゃう。

  たった一度の人生、楽しく生きていたいもん。

  私の悪趣味ともいわれそうなのが、本、本、本の山になっている部屋。

  その中に、名言や格言が書かれたものがいっぱい。


  一度読んでそのままはもったいない。

  古紙回収にするのも、身を切られる思いというとおおげさかな。

  せめて、もう一度、本をめくってみたい。

  今度は、自分がどう感じたかも書き留めたいという野望に襲われる。

  続くわけないやん。

  そう思いつつも、やらなきゃわかんないじゃん、という開き直り。

  見てくださる方に申し訳ないと思いつつ、

  やってみるべ。

 

  「壁がいつか
  扉に変わってくれるだろうと期待して、
  壁を叩き続けて 時間を無駄にしてはダメよ。」

  これは、ココ・シャネルの言葉。

  壁に向かって頑張っても、頑張っても、いくら頑張っても
  何も変わらないなら、やり方変えようよ。

  叩いてダメなら、よじ登る。
  ハンマーがダメなら、地面を掘って抜け道を作る。
  いやいや、私にはそんな体力がない。

  ずる賢く、そこらを見物しながら、回り道をするだろうな。
  壁の途切れたところを見つけて、向こうに行くんだ。
  その方が楽しめる。

  猪突猛進もいいけど、しぶとく生きようぜ。
  壁を見つめたままボーッとしてたら、ボケが駆け足でやってくるんだから。

  やり残したこと考えてくよくよしたって、
  ちっとも楽しくないよ。

  人生諦めが肝心?
  違うわ、頭を柔らかくすることが大切よ。

  壁の向こうに進むコツは、
  壁の向こうにあるものを強くイメージすること。
  そこに何があるのか、
  見えるもの、感じるもの、触れるもの、
  世界観さえもイメージすると
  足が止まることはないよ。

  そう言いながら、私はカタツムリみたいな早さでしか進んでないなぁ。
  

  公募で賞を取りたい、そう考えていた私。
  しかし、どんな賞なのか具体的にはイメージできなかった。
  まったくのド素人だから、想像できないのでした。

  賞といえば、大賞やそれに準ずるものを考えるが、
  自分がそんなレベルだとはとても思えない。
  だから、ただ「賞をとりたい」だけを考えていたら、
  地方の公募で佳作。。。。

  次に考えたのは、本を作りたい。
  出版社の公募を探しては、作品を送る。
  
  しかし、私が考えているのは。。。
  「本にしたい」「本を並べたい」
  そういったものだった。

  なかなか手ごたえを感じない公募。
  そりゃそうだ、プロを目指し、大学出がうようよいるんだよ。
  こっちはド素人。
  楽しく書けりゃいいのよ、くらいで書いている。

  目標の「本にしたい」は、私の想像していたものではなかった。
  大手出版社が作るのではなく、自分で手作りができるのです。
  自費出版でもない、自分でパソコンを使ってできちゃうんです。

  でも、よ~~く考えてみれば、
  私は作品を読んでもらいたいわけだから、
  本にしなくてもいいんじゃないか。
  そう気がついたので、ブログにしたのです。

  楽しんで書きたい。
  ゆっくりなのは、申し訳ないと思ってます。

  。。。。。
  ココ・シャネルの言葉を忘れてるわ。
  
  私が思うことは、

  壁は眺めるものじゃない。
  見方を変えれば、壁が階段になる。


  では、またね。