四十八日目 マリア・スクウォドフスカ・キュリー

　四十八日目　マリア・スクウォドフスカ・キュリー

　　チャンスというものは、
　　準備を終えた者にだけ、
　　微笑んでくれるのです。

　　準備？
　　どこまで準備するんだろう。
　　わからないよね。

　　やれるという自信なんてないかもしれない。
　　失敗したら、迷惑をかけてしまうという不安。

　　初めてのことで、何の実績もないなら、なおさらだよね。
　　わかるよ。

　　円谷英二さんはこう言う。

　　　　他人から
　　　　「できますか？」と
　　　　聞かれたら、とりあえず
　　　　「できます」と
　　　　答えちゃうんだよ。
　　　　その後で頭が
　　　　痛くなるくらい考え抜けば、
　　　　大抵のことは
　　　　できてしまうものなんだ。
　　　　まず「出来る」って言う。

　　同じようなことを、リリー・フランキーさんも言っていたよ。

　　走り出すしかないんだよ。
　　一歩踏み出さなきゃ始まらない。

　　萩本欽一さんの言葉は参考になるかも。

　　　　運をつかむには言葉を磨け

　　自分に対しての言葉を磨くんだ。
　　人に対しては当然。
　　自分に対しても、褒めてあげて、
　　励ましてあげる。

　　そうすることで、チャンスに対する準備ができる。

　　学校のテストなら、教科書、参考書で準備できるけど、
　　夢には教科書も参考書もない。

　　あなただけの夢だもの、
　　案内人はいないのよ。
　　人間一人ひとり、性格や能力は違うんですもの。

　　チャンスの訪れも違うんだよ。
　　よそ見してたら、通り過ぎてしまう。

　　いつでも捕まえることができるようにしたいね。