hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

五十六日目 森繁久彌

 五十六日目 森繁久彌

  晴天の友となるなかれ


  心に刺さるような言葉です。

  自分が助けてもらいたい時、
  手を差し伸べてくれる友がいたらなぁって思うんです。

  どんなことでも相談できて、
  しっかり歩けるようになるまで
  寄り添ってくれる人、
  貴重ですよね。

  かといって、私はそういう人間になっているのか、
  考えさせられます。

  かつて、そういうことをしたとしても、
  今できるかと問われると
  わからないです。

  批判することは簡単。
  批判と理解は違う。
  理解してあげることができれば、
  相手が歩き始めるまで
  待つことができる。

  批判する人は、ただの傍観者。
  自分の手さえ動かそうとせず、
  石が転がっていても、
  人が転ぶのを見ているだけ。

  「転んで痛い思いをすることが必要なんだ」と
  言うことに優越感を感じている。

  苦しみを経験したことのない者は、
  人の感情を理解することができない。

  すべてを何かほかのものに責任転嫁し、
  自分を見つめることがない。

  今、相手がなにを必要としているのか、
  見定めることさえないだろうと思う。

  苦しみは、自分が蒔いたものが降りかかっているのかもしれないけど、
  誰かが理解し、支えることができれば、
  早く元気になれる。

  そういうときに、笑顔で挨拶してくれる人、
  宝物だよ。

  電話で声を聴かせてくれる人、
  ありがたいね。

  水の上にパンを投げよ。
  いずれ自分の前に巡ってくるから。

  待っているんだけど、まだかなぁ。