hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

六十二日目 サマセット・モーム

 六十二日目 サマセット・モーム


   川に落ちれば、
   泳ぎのうまい下手は関係ない。
   岸に上がるか溺れるか、
   ふたつに ひとつだ。


  人生、笑って生きるか、泣いて生きるか。

  誰だって、楽しく生きていたいよね。
  
  人生はいつでも二者択一。

  選ばなかった道を悔やんでも、
  前には進めない。

  どっちに進んでも、楽はないのだから。

  なら、少しでも楽しい道を選ぼうよ。
  好きなことなら、辛くない。
  
  世渡り、上手にこしたことはないけど、
  下手でも生きていけるよ。

  一人でできることには限界がある。
  知識だって、技術だって、すべてを手にすることはできない。
  それぞれ、得意な人が必ずいるから、
  助けてもらいながら、進むこと、
  それはちっとも恥ずかしいことじゃない。

  もし、自分は何でも知っているんだとか、
  思っていたら、新しい知識、
  正しい知識、効果的な情報が入るスキマがなくなる。

  川に落ちて、
  自分は泳げるんだなんて、がむしゃらに動いて、
  力尽きるなんてこともあるよ。
  何かに捕まって、助けを待つことも一つの方法。

  大切なのは、岸に上がれるかどうか。
  川に落ちたことを悔やむ暇はない。

  生れてきた環境をどうこう考える必要がないのと同じ。
  今あるものを 思いっきり楽しもうね。