六十四日目 サン・テグジュペリ 宝は暇つぶしの中にも隠れている

六十四日目　　サン・テグジュペリ

　　　あんたが、
　　　あんたのバラの花をとてもたいせつに思っているのはね、
　　　そのバラの花のために、
　　　ひまつぶししたからだよ。

　　自分が生んだ子が一番素晴らしいと感じ、
　　特別な思いがあるのは、
　　ともに過ごした時間があるから。

　　隣の家の子には感じることがない愛がある。

　　我が子のことを一番よく知っているのは親。

　　自分が好きなことってあるでしょ。
　　歌だったり、野球だったり、何でも。

　　それって、何時間過ごしても退屈しないよね。
　　その話を始めたら、３時間でも４時間でもできるでしょ。

　　そこまでくると、それは暇つぶしじゃない。
　　特技だよ。

　　特技は武器になる。
　　それで戦えるはず。

　　使い方を見つけよう。

　　知識や技術も高めて、
　　誰にも負けないくらいのぶっちぎりになる。

　　アイデアは、一人静かな時や、
　　まったく別のことをしているときに
　　ふとわいてくる。

　　すぐにメモしておこう。
　　必ず役に立つから。

　　サカナくんは、魚釣りが好きで、
　　魚のことをたくさん勉強した。
　　TVチャンピオンという番組でサカナ博士になった。
　　そして今のサカナくんがいる。

　　チャンスは準備していないと
　　見つけることができない。

　　好きなことなら、準備することが苦にならないでしょ。

　　私と一緒に頑張ろうよ。