hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

六十五日目 相田みつを  ポケットの中のジャリ銭は貧尻の助け

 六十五日目 相田みつを


   外灯というのは
   人のために つけるんだよな
   わたしは どれだけ
   外灯をつけられるだろうか


  お財布にいつのまにか貯まっている小銭。
  コーヒーの空き瓶に入れておけば、
  貧尻の時に助かる。

  自動販売機には使えない1円玉や5円玉。
  銀行のATMで入金してから引き出せば、
  使いやすい。

  貧尻を経験した人なら、1円や5円の有難さがわかる。

  コンビニのレジの横に置かれている募金箱。
  わずかなつり銭や、財布にある小銭、
  私は必ず入れる。
  誰かの手助けをしたいから。

  それが、できない時もある。
  その時は、募金箱に「ごめんね」と
  心で言いながら立ち去る。


  他にできることと言えば、
  好きな本で見つけた言葉を伝えること。

  誰かの目にとまって、
  その人が元気になればいいかな。

  そう言えば、ステキに聞こえるけど、
  真実は自分を励ますために書いているだけなの。

  いろんな人の本の言葉が
  私にとっての外灯。

  ただそれを書いているだけなんだよ。

  外灯のおすそ分けをしているのです。
  消えることのない「言葉の外灯」

  いつも助けられています。