hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

九十三日目 アルフレッド・アドラー   心の羅針盤、気にかけてますか。

 九十三日目 アルフレッド・アドラー


    自由とは
    他者から嫌われることである。


  人って、嫌われることを 
  いつも心のどこかで気にしている。

  結婚すれば、妻のこと、旦那のこと
  嫌われないかなって、気にしてる。

  結婚する前にはあった自由に、
  結婚という箍(たが)がかけられ、
  それは、相手に嫌われないようにというベールになる。

 

    苦しみから抜け出す方法は、
    たった一つ。
    他の人を喜ばすことだ。
    「自分に何ができるか」を考え、
    それを実行すればよい。

 

  その不自由さから逃げるためにも、
  相手を喜ばせようとする。

  食事のメニューも
  自分が食べたいものではなく、
  相手が食べたいもの、
  相手の体に良いものを選ぶ。

  子どもが生まれると、
  喜ばせる相手が、子どもに変わる。

  喜ばせる対象から外れた人に対しては、
  その人の悪いところがよく見えるようになってしまう。

  結婚が「忍耐」だと言われるのはそのため。


    大切なのは
    なにが与えられているかではなく、
    えられたものを どう使うかである。


  生きていく環境は絶えず変わっていくもの。
  大切なことを見失うことがないようにしたい。


  自分の心がどこにあるのか、
  関わる人たちのことを、どれほど理解しようとしているのか。
  どこまで許せるのか、
  何が自由なのか。


  心の羅針盤、動かしておきましょう。