hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

三十九日目 相田みつを

 三十九日目 相田みつを


   うばい合うと 足らないけれど、
   わけ合うと あまっちゃうんだなあ


  よく見かけそうな風景。
  少しでもたくさん取ろうとするのもわかる。
  余ったとき、遠慮して誰も取らないこもあるよね。

 

  あなたならどうする?

  私は、分け合って、最後にとるかな。

 

  奪い合い、分け合いといえば、
  領土だったり、資源だったりすると見苦しいね。

 

  救援物資のこともある。
  奪い合うというより問題なのは、横流しだけどね。

 

  人間って、本来、欲張りなのかもしれないね。

 

  そう言えば、ユダヤの時代、荒野にいた人々は、
  毎日、マナを集めていた。
  その日、一日に分だけ。
  なぜなら、二日目は腐ってしまうようになっていたから。

 

  国が設立されてからは、収穫の取り決めがあって、
  麦の狩り残しや果実の取り残しはそのままにされたし、
  麦の落ちた穂もそのままだった。
  根こそぎ集めることは許されていなかった。

 

  いい取り決めだ。

  貧しい人たちへの配慮ができていたんだもの。

  
  毎年、恵方巻の大量処分が問題になっている。
  次の日に食べてもかまわないんだから、
  なぜ、施設なんかに配らないんだろう。
  捨てるにも費用がかかる。
  それなら、少なく作って、安く売って欲しいな。

 

  きっと、みんな同じようなこと思っているよね。

  みんなで分け合う、心地よさ、幸せだね。

  では、また明日。