hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

二十四日目 桃井かおり

 二十四日目 桃井かおり


  つねに前向きに、
  年をとってオッパイがたれてきても、
  シャツの前を開けてもいやらしくなくて
  カッコ良くなった、と考える。
  そして それらの思いを
  言葉に出すことで「言葉勝ちする」。

  

  自分に自信をもとう!
  変わっていく容姿なんて気にしない。

 

  うん、いいよね。

 

  「言葉勝ちする」
  声に出すことが大切なんだよ。

 

  なぜなんだろう?
  声に出すと、効果あるんだよ。

 

  学校の先生でも、勉強のとき、
  声に出すことを勧める人いるよね。
  心理学の本の中にも、似たようなことがあったりする。

 

  私は、書くことで覚えていたけど、
  言葉にして出すことの力を感じたことあるよ。

 

  それは、勉強とかじゃないんだけどね。
  私はどちらかというと、我慢するタイプ。
  でも、人一倍、好き嫌いの感情ははっきりしてます。

 

  いよいよ嫌になってから、人に話すんです。
  「こんな嫌なことあるのよ」

 

  迷っていることではなく、自分が嫌だと思っている感情を伝えるだけ。
  迷っていることなんて、誰に相談しても、
  決めるのは自分だから、話したことはないよ。

 

  嫌な気持ちがあることを人に話すと、
  あら不思議、すぐに解決しちゃうの。

  どんなことがあったかは、古い話でもうわすれちゃったけどね。

 

  
  年取って、オッパイが垂れてこようが、
  白髪が増えようが、
  顔がしわだらけになろうが、
  私は気にしない。

 

  そんなことに抵抗してどうなる?
  若く見られたらいいことある?
  年齢が変わるわけでもないことなんだよ。

 

  ああ、私、鏡を見ない生活してます。
  人から見たら、笑えることだと思う。

 

  外見を気にしてないんだよ。
  見栄もない。
  
  見るからに、おばちゃんです。
  でも、ご近所のどのおばちゃんより、幸せなおばちゃんですよ。
  好きなことばかりしてますから。

 

  こういうおばちゃんになりたかったんです。
  あなたもどうですか?

  鏡を見るなとはいいませんけど、
  幸せな毎日を送る人になってください。