二十三日目 ナポレオン・ボナパルト

　二十三日目　　ナポレオン・ボナパルト

　　　お前が遭うべき未来の災いは、
　　　お前が疎かにした過去の報いだ。

　　耳がいたいなぁ。

　　掃除が苦手な私は、ふと気がつくと、家の中が汚れまくり。
　　過去の報いだね。

　　「あなたたちが、きれいに使ってくれないから」なんてこと
　　言いませんよ。
　　掃除をきちんとしなかったのは私です。
　　その結果は素直に受け入れます。

　　人は、蒔いたものを刈り取る。

　　麦を蒔いても、トウモロコシは収穫できない。
　　柿の木を植えて、
　　「私は桃が好きだから、桃の実をつけて」と言っても無理。

　　家を建てるにしても、
　　柱の長さを、その時の気分で変えていたら、
　　釘を打つ位置を適当にしたら、
　　危険な建物になるでしょ。

　　何よりも、自分の心を見つめ、
　　楽しませることも大切だけど、
　　制御することはもっと大切。

　　過ぎ去った時間は、帰ってこない。

　　いい加減な生き方をすれば、将来の時間を奪われることになる。

　　その人が持つ性格は、仕事にも勉強にも、人付き合いにもあらわれますよ。

　　
　　そう言えば、こんなこと言う人がいますよね。

　　「これ性格だから仕方ないのよ」

　　自分の悪いクセを、性格だからと片づけてしまう。
　　性格だから、どうにもならない？
　　
　　私は、性格だからどうにかなる、という考えです。

　　みんなはどう考えているんだろう。
　　性格は変えることができる？できない？

　　私は、習慣づけることで、性格は変わると思います。
　　性格が変われば、あなたを取り巻く世界も変わる。

　　つまり、やっぱり、毎日の時間の積み重ねがすべてを作っていくんですね。

　　しかし、私は、のんびりしすぎてないかなぁ。