五十九日目 貝原益軒
五十九日目 貝原益軒
万の事、
皆 わがちからを
はかるべし
自分ってこんなに弱いんだっけ?
そう感じることがある。
物理的なことは、自分でもわかりやすいのに、
精神的な部分は、思ったほどタフじゃないことに、
気づかされて落ち込むことってないかな。
気づいたから、強くなれることだってあるさ。
弱いなりの立ち振る舞いができる。
自分のことは自分で守らなくちゃ、
誰も助けてはくれない。
私が一番弱いなって感じることは、
詰めが甘いこと、
途中で逃げてしまうこと。
これは、社会にでて、仕事を成し遂げる際に痛い。
思い当たる原因?
学生時代、のんびりしてたからかな。
それって、何か関係があるの?
あるんだよ~~~。
勉強しなくても、そこそこ成績を維持できたから、
それで満足してた。
100点をとろうなんて思わなかった。
しかし、98点と100点は違うんだよ。
それが詰めの甘さにつながるんだ。
今になって、思い知らされると、
挽回の道は長い。
人のせいにすることは簡単さ。
貧乏で進学の道を考えることがなかった。
田舎で、バイトもなかった。
理由を探してたら、いっぱい見つかるけど、
弱い自分だったことに変わりはない。
他の人が追いつけないくらいに、
コツコツと続けて、ぶっちぎりを走る。
他の人が気づいたとき、あきれるくらいになる。
それくらいにするかな。
そう、続けることはできるんだよ。
詰めが甘いぶん、追いつけないくらい前に進んでおく。
それが私の方法だ。
やってやろうじゃないか。