hitoriの卵焼き

砂糖味、塩味、しょうゆ味、不思議な味。あなたはどれが好きかな。

五十二日目 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

 五十二日目 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ


  虫だって光の好きなのと嫌いなのと
  2通りあるんだ。
  人間だって同じだよ。
  皆が皆 明るいなんて不自然さ。


  人間って、怖いところあるよね。
  自分と違うと感じたら、排除しようとする。

  特にリーダー的な立場の人がそういうことをすると、
  みんなが真似してしまう。
  疑うことをしないのか、
  自分が仲間外れにされたくないのか、
  悲しむべき習性です。

  狭い交友関係のなかでは起こりやすい出来事。
  もっと広い世界に目を向けよう。

  魚も海では仲良く泳いでいるのに、
  狭い水槽に入れると、
  弱い魚を攻撃してしまうそうです。

  みんなと同じでなければならないことなど、何もないのです。
  自由、感性、想像は縛ることのできないものです。

  
  もしも、世の中の人が、すべて赤色が好きだとしたら、
  見る物が全部 赤色だとしたら、
  楽しい?

  着る服が赤、
  花が赤いものばかり、
  野菜も肉も赤、
  盛り付けるお皿も赤。

  一番困ることは、赤い鉛筆で
  赤い紙に文字を書くこと。

  考えるだけでも、うんざりしたんじゃないですか。

  自然界は人間を楽しませるものばかり。
  同じように、
  人間もいろんな人がいて、
  楽しく生きることができるようになっているのです。

  孤独の中で発したゴッホの言葉は、
  私たちの目を覚ましてくれますね。